iuTAP for PocketPC
パソコン感覚の文字入力ソフト)

Ver1.2


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文字入力方法




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1.iuTAP について 

■iuTAP方式とは

iuTAPはアイユータップと読みます。
モバイル環境で快適な日本語文字入力ができる新しい技術です。
iuTAP方式では「い」と「う」だけYI、WUと慣例とは違う入力をしますが、
「あ」〜「ん」の清音46文字が12キーだけでローマ字どおり入力できます。

 入力例:「おせわに」 −> [O] [S][E] [W][A] [N][M.i]
 [M.i][R.u]キーには2文字表示されていますが、どちらかを選択する操作は必要ありません


「きゃ」のような拗音と「てゃ」のような外来発音もローマ字どおりです。

濁音(拗濁音など)は'Y'を先に打ちます。(が->YKA)

■iuTAP方式の特徴
パソコンのように清音・拗音のローマ字入力が1英字・1キーでできるため、入力ストレスが少なく、高速な入力ができます。
入力はペン使用・未使用とも携帯より高速で、手書き入力のような誤認識がありません


2.iuTAP for PocketPC

■本ソフトの内容
・本ソフトはiuTAP方式での日本語と英字、数字、記号の入力ができます。
・片手・両手での入力が可能で、スタイラスペンを使用しないでも、文字入力ができます。

■動作機種
Pocket PC,Pocket PC2002,Pocket PC2003全機種

■動作制限
ライセンス登録前は、「H」の文字が入力できません。

■ダウンロードファイル

パソコンにダウンロードされたファイルは圧縮されていますので一般のLhasaなどの解凍ソフトで解凍してください。
ファイルはiutap.ppc_arm.CABです。旧タイプではiutap.ppc_mips.CAB、またはiutap.ppc_sh3.CABです。
同じフォルダー内に readme.txt がありますので、お読みになり使用条件を承諾してください。

■インストール方法

ダウンロードしたCABファイルをPocketPCにコピーしてタップします。これでインストールは完了です。

わかり易い方法は、CABファイルをコピーしたメモリカードを本体にさして、そのファイルをタップすれば完了です。

CABファイルは iutap.ppc_arm.CAB です。
但し旧タイプでは iutap.ppc_mips.CAB、またはiutap.ppc_sh3.CABでインストールできる場合がありますので、
もしインストールできなかった場合は、誤インストールはされることはないので両方を試してください。
※インストール法を、詳細な手順で知りたいユーザー様はこちらをご参考ください。

■アンインストール方法

@PocketPCのリセットボタンを押します。※重要
 (ホームボタンは押さないでください。ホームボタンを押して一度でもメニュー画面になると削除できません)
APocketPCのタイトルバーで「スタート」をタップします→プルダウンメニューが現れます。
B「設定」を選び「システム」タブをタップして「プログラムの削除」を選択します。
Cリスト内の「Smallnetwork.co.jp iuTAP」を選択して削除ボタンを押します。

■再インストール(アップデート)の方法
PocketPCのリセットボタンを押した直後、前記のインストール方法に従ってください。

■iuTAPライセンス内容
ライセンス内容は以下のとおりです。
・1機種、1ライセンスです。ユーザーが他のPocketPC機器をお持ち場合は別途ライセンスが必要です。
・但しユーザーが新機種に交換された場合はライセンスの再発行を承ります。
・ライセンス登録前に文字入力の動作確認と、料金に見合う価値があるかどうかをご判断いただきます。
・お客様が送金された代金のご返金はいたしかねますことをご承諾いただきます。
・ライセンス登録時に提供いただくユーザーIDには、
 製造者、機種名、ライセンス登録時のモバイルデバイス名が含まれます。
・ライセンス登録時のモバイルデバイス名を変更しても動作します。
 (モバイルデバイス名:母艦パソコンとPocketPCの間で同期をとるための名前)

■ライセンス登録方法
こちらの「代金のお支払いとライセンス登録」ボタンを押すとライセンス登録方法が記載されています。


■起動方法

・起動方法
Wordなどの文字入力が可能なアプリケーションを起動します。
右図のようにステータスバーの右隅の上矢印をタップしてリストの中からiuTAPを選びます。

・非表示方法
表示後ステータスバーの右隅の[あ]が[iu]に変わるので、ここをタップすることで非表示/表示の切替ができます。

iuTAP for PocketPC使用法


■基本操作方法・ローマ字モード

中央の12キーをタップしてローマ字入力をします。

[M.i]と[R.u]には2文字割り当てられていますが、どちらかを選択する操作は必要ありません。
(i,u が小文字なのはデザイン上です)

・ 濁音は[Y]を最初に打ちます。
・ ー は[W][W]で入力できます。
・ P は[H][H]で入力できます。
・ [S][S]で「ぁ」などの小文字が入力できます。
  ヘルプの表示をお読みください。
・ 入力後[K][K]で漢字変換。
・ その他
[英字]
[数字]
[記号]
[編集]
[iu]
[編集]
[A/A]



[Y][Y]
[K][H]
英字モードに切替わります。
数字モードに切替わります。
記号モードに切替わります。
編集モード2に切替わります。
ローマ字入力に戻ります。
編集モード2に切替わります。
半角カタカナモードになります。
ATOK仕様に設定されている場合は、文字入力後のタップで半角カタカナに変換されます。
(モードによっては大文字・小文字切替えです。)
「。」が入力できます。
「、」が入力できます。


[Left]


右図のような左手モードに切替わります。



・ヘルプの表示

[iu] を押し、右にスライス(押したまま移動)するとヘルプが現れます。
再度 [iu] をタップすることでローマ字モードに戻ります。



・数字モード

[数字] タップします。

[iu] または [Exit] をタップしてひらがなモードに戻ります。
[ . , ] は1タップ目で「. 」、2タップ目で「, 」の入力ができます。
[/-]は1タップ目で「/」、2タップ目で「- 」の入力ができます。
[A/A] は全角・半角切替キーです。

・英字モード

[英字] タップします。


12の文字キーに表示された英字が入力できます。

[切替]でその他の文字が入力できます。
※また切替前の画面で、同じ位置のキーを左スライスすることでも入力できます。

「I」と「U」 の二文字だけは[切替]後の[iu記]で切り替えます。(小文字で入力されるわけではありません)
このとき「@」「:」「.」「/」「-」などのメールアドレスやインターネットでよく使用する記号も入力できます。
※またはじめの画面で、同じ位置のキーを右スライスすることでも入力できます。


英字の大文字、小文字の切替は [A/a] で行ないます。
※[A/a] の左スライスで先頭の一文字だけ大文字にすることができます。

注)英字モードでの[A/a]の上へのスライスで全角英字モードにできますが、PocketPCでは半角との区別がつきにくく、
  混乱のもとになりますので全角英字は推奨いたしません。


・記号モード

[記号] タップします。[記2]([記1])で画面が切り替わります。


■編集モードについて

漢字変換すると自動的にこの編集モードに移ります。

・ボタンの説明

[決定] 
[BS]  
[Exit] 
[ESC] 
[文節]

[SP]
[Ent]
変換を決定しローマ字モードに戻ります。
バックスペースです。
編集モードを抜けます。
入力操作のキャンセルができます。
変換中(反転文字)の文節位置を変更できます。
使用法:[文節]、[←]または[→]
スペースキー、入力中は変換キーです。
Enterキー、入力中は決定キーです。

編集モード2

[編集]をタップすると編集モード2に入ります。
このモードでは入力済の文章の簡単な編集がボタンだけ
でできます。

[↑],[↓] ページのアップ,ダウンキーです
[Tab] タブキーです。
[範囲]をタップ後左または右矢印キーで範囲を指定します。
[コピー]で指定範囲をコピーし、[貼付]でペーストします。
[元戻]で操作のやり直しができます。




■スライス操作一覧

このスライス操作のみでできる機能ではありませんので、覚える必要はありませんが、より便利に使用できます。

BS・Enterは片手モード時に便利な機能です



■ローマ字入力雑学

小文字の母音入力をしないでローマ字入力するために、覚えておくと便利な知識があります。

「きゃ」などの拗音は KYA など2文字目が Y です。
この他に1音を3文字で表す2文字目の英字は H S W があります。
しかし実際の場面で多くつかわれるのは H なので、
拗音(Y)ではない音は H と覚えておくと、ほとんど小文字の母音入力をする必要がありません。

ソフトウェア     
ウィークエンド
ペナルティ
WHE (WE)
WHI (WI)
THI 

■ローマ字入力表

「あ〜ん」の清音・拗音・外来発音はローマ字どおり。濁音はまず[Y"]をタップします。

i uTAP ローマ字入力表
清 音  拗音・外来発音
A YI WU E O
KA KI KU KE KO
SA SI SU SE SO

TA TI TU TE TO
NA NI NU NE NO
HA HI HU HE HO

MA MI MU ME MO
   
YA   YU   YO
RA RI RU RE RO
                    
WA

WO

NN
うぁ うぃ   うぇ うぉ
WHA WI WE WHO
きゃ きぃ きゅ きぇ きょ

KYA

KYI KYU KYE KYO
しゃ しぃ しゅ しぇ しょ

SYA

SYI SYU SYE SYO
ちゃ ちぃ ちゅ ちぇ ちょ
TYA TYI TYU TYE TYO
てゃ てぃ てゅ てぇ てょ
THA THI THU THE THO
つぁ つぃ    つぇ つぉ
TSA TSI TSE TSO
にゃ にぃ にゅ にぇ にょ
NYA NYI NYU NYE NYO
ひゃ ひぃ ひゅ ひぇ ひょ
HYA HYI HYU HYE HYO
みゃ みぃ みゅ みぇ みょ
MYA MYI

MYU

MYE MYO

りゃ

りぃ りゅ りぇ りょ
RYA RYI RYU RYE RYO

くぁ

すぁ とぁ      
KWA SWA TWA

 全てローマ字どおり
 (
「い」「う」だけ慣例の入力と違います)

 この表以外の拗音・外来発音も入力できます
 濁音・拗濁音等は「Y」を最初に打ちます

ATOKの設定 
  
【重要】ジャストシステム社製ATOKをご使用になっているユーザー様は
オプション設定で[・標準]から[・ATOK]へ切り替えてご使用ください。編集モードがATOKに最適化します。
またATOKの設定で「推測変換をしない」の設定にすると使いやすくなります。
iuTAPではパソコンのように長文が簡単に入力できます。文節単位または長文の一括変換でご使用ください。
長文ではATOKの変換確度も上がり、より使いやすくなります。


■参考資料・詳しいインストール法

ダウンロードしたCABファイルをPocketPCに移して、(場所はどこでもOKです)
PocketPC側で、そのCABファイルをタップすることで簡単にインスト−ルできます。
PocketPCへの移し方はどんな方法でもかまいませんが一例を示します。

@PocketPCとパソコンを接続します。

・パソコン側の操作
AMicrosoft ActiveSyncのメニューでファイルから
 エクスローラーを選択します。

B右図のマイ ポケットPCアイコンをクリックして
 Windows → スタート メニュー → プログラムのフォルダーを開き、
 ダウンロードした iutap.ppc_arm.CABファイルをコピーします。
 ※Windowsフォルダー内にもプログラムフォルダーがあるので注意してください。




・PocketPC側の操作
CPocketPC本体のメニューでプログラムを選びます。


D開いたプログラムフォルダー内の iutap.ppc_arm.CABアイコンをタップします。
 これでインストールは完了です。インストール後、CABファイルは自動的に無くなります。

 ※インストールできない場合は、iutap.ppc_mips.CABとiutap.ppc_sh3.CABを試してください。
 ※Bのコピー先はPocketPC内であれば、どこにコピーしてもかまいません。



更新履歴

2003/03/10 Ver1.0b
・ATOKモードを追加
2003/04/23 Ver1.0f
・[Y][Y]で「。」を正規採用
・[数字]の左スライスで直接全角数字モードに切替
・検索フィールドでの濁音入力時の不具合対策
・ATOK時、編集2の[変換]で確定文字の再変換
・ATOK時、半角<>をサポート
2003/05/11 Ver1.0g
・「。」の表示を追加
・[K][H]で「、」を追加
2003/06/26 Ver1.0h
・英字モード表示に追加
2003/08/4 Ver1.1
・IME状態表示を追加
・内部動作のリファイン
2004/05/28 Ver1.2
・[K][S]での数字切替を削除
・ひらがなモード画面のリファイン
・英字モード画面のリファイン
・Help画面のリファイン
・ATOKは入力できなくなる「WHI(うぃ)」などのローマ字をサポート
・「・」キー関連のバグ修正



 開発元   スモールネットワーク社
 開発元URL http://www.smallnetwork.co.jp
 連絡先   info@smallnetwork.co.jp

※iuTAPはスモールネットワーク社の登録商標です
※関連特許申請中   


Copyright 2002 Smallnetwork